肌の表皮と真皮について

■表皮と真皮のバリア機能が働かないと乾燥肌になります


人の肌は表皮と真皮、として皮下組織の3種類でなりたっています。
肌の表面となる表皮というのは普通の状態なら皮脂などで守られていますので、私のような乾燥肌などになることはありません。でも、いろいろな刺激や紫外線のダメージなどが重なることで乾燥肌の原因になったりトラブルをおこすわけです。

同時に、いわゆる敏感肌にもなりやすいと言えますね。これはとにかく肌が弱くなっている状態だからです。 私もまさしくこれです。。。

たとえばですが、日焼けをするとメラニンが紫外線を表皮でストップさせる(沈着させる)ことにより、それ以上肌の中へ入らないようにします。(人の肌が日焼けによる紫外線で黒くなるのはこの防御反応) これが追いつかないほどひどくなると、乾燥肌の原因になりますから紫外線には注意が必要です。

肌の表皮は基底層というところで生まれて、約2週間かけて成長すると言われています。そのあとまた約2週間かけて肌の表面から剥がれ落ちます。これを繰り返しているイメージです。 普通の人はこのようにして健康な肌に生まれ変わることを繰り返している。

表皮と真皮にはバリア機能があり、それはさきほど言いました表面の‘皮脂’と、肌の中にある‘天然保湿因子(NMF)’、そして‘角質細胞間脂質’などです。
表皮と真皮でこの3つのバリア機能が普通に働いていれば、私のように乾燥肌などになることはありません。 (肌の水分が保たれているから)

でもこのバリア機能がうまく働かないと水分を保つことができません。だから化粧水などをつけてもカサカサするわけですね。

また、アミノ酸などの天然保湿成分(NMF)や肌の中にあるセラミドなどが減少することも乾燥肌になる原因となります。 ところが、化粧水などでこれらの成分を入れようとしても、肌の中にはあまり入りません。困ったものです。。。


肌の表皮と真皮を普通の状態に保つためにも、紫外線には注意してください。
特に真皮という肌の中が破壊されると元に戻りませんから・・・


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